公益財団法人 伊藤謝恩育英財団 Ito Scholarship Foundation

OB・OGからのメッセージ

2019/01/04

経験と人との繋がりに感謝して

2004年度大学奨学生、2008年度大学院奨学生 Hさん

地元の市役所に入庁して早いもので10年目になりました。町名を変更する事業、住民票システムの管理、外部監査や条例等を扱う部署を経て、今は医療費助成を行う部署に所属しています。
大学では歴史地理学を専攻し、文化行政に携わりたくて入庁したものの、異分野への異動ばかりで苦労したこともありましたが、今の部署ではシステムと法令関係の担当となり、これまでの経験や人との繋がりを活かせるようになりました。
そうした中で、経験や人との繋がりは大切な財産であり、ひとりで築けるものではなく、周りの方たちのおかげで築けるものであることを改めて実感しています。
これは仕事だけの話ではなく、学生生活においても同様だと思います。私にとっての奨学生としての経験と仲間たちがそうであるように、将来、必ず大切な財産になり、救われることがあるはずです。現役奨学生の皆さんは、色々な経験を積んで、人との繋がりを大切にしていっていただけたらと思います。私も謝恩の気持ちを胸に、そんな財産をこれからも少しずつ大きくしながら、市役所職員として地域に貢献していきたいと思っています。
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