公益財団法人 伊藤謝恩育英財団 Ito Scholarship Foundation

OB・OGからのメッセージ

2019/01/04

近況報告

2004年度大学奨学生 Tさん

奨学金をいただき大学を卒業してから、早くも10年になります。思いのまま養護教諭の道に進み、現在は2校目の小学校で子供達と向き合っています。ホッと安心できる空間で、子供の力を引き出して背中を押す、そんな仕事です。大人も子供も多忙で気を張りつめた毎日の中、学校の保健室は重要な役割をもちます。けがや体調不良の訴えだけでなくその背景にあるもの、つぶやきや表情から感じ取れる何らかのサインを見逃さないように意識しています。主任として経験を積みながら、組織で動くことの意義と難しさも感じています。今後も、心身の健康と命の尊さを発信し続けていきたいです。
来年度小学校入学を控えた長女と、先日七五三のお祝いをした次女の成長が、私の大きなエネルギー源です。仕事と家庭の両立には不安もありましたが、なんとかこなしています。休日にたっぷり家族との時間を過ごすことを楽しみとしています。
この度寄稿のご依頼を頂き、大変恐縮ですが少しでもお役に立てればと思いお引き受け致しました。皆様との出会いは私にとって貴重な財産です。この繋がりがいつまでも続きますよう願っています。
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